スマートフォンは電話機と小さなパソコンとが合体していて、データ通信ができる様になっています。当然、インターネットへ接続する使い方がメインになります。
スマートフォンのほとんどの機種はWi-Fi機能を持っています。
Wi-Fi接続も含め、どの様な接続形態があるかを下の図で説明します。

@はスマートフォン単独でキャリアの回線で接続を行う様な場合です。回線速度は、3G回線の場合で、3.6Mbps〜7.2Mbpsといったところです。最近普及しだした3.9Gと呼ばれる回線の場合は、40Mbps前後といった速度になります。ただし、いずれも、ベストエフォートでの値なので、実際はその1/3〜1/10程度というのが実情の様です。
Aは通信端末を別に持っている場合です。いわゆる、ポケットWi-Fi(EMの商品名)を介して通信するといった場合です。スマートフォンの通信料がフラット定額ではあまり意味がありません。2段階定額などにしておけば、節約できる可能性があります。
Bはテザリングと呼ばれる機能をもったスマートフォンの場合に可能です。スマートフォンの通信機能を使ってキャリア回線でインターネットへ接続し、ノートPCやゲーム機など他の機器の通信をWi-Fiで橋渡しする機能です。日本のiPhoneは機能としては持ってますが、封印されていて使えません。
C公衆無線LANスポットへ繋ぐ方法です。マクドナルドや駅や空港、ホテルなどに設置されている場合があります。無料の場合と有料の場合があります。
Softbankユーザーの場合は、2年間は無料で使うことが出来る場所があります。契約者はMySoftbankから利用設定しておくと良いでしょう。
D自宅などで、無線LANを設置している場合です。家の回線がADSLや光、ケーブル回線であれば、3G回線より高速な場合が多いです。特に光回線の場合は、格段に速い通信が出来ることが多いでしょう。
(個々人の状況次第なので、無線キャリア回線の方が速い場合もあるかもしれません。)
おわりに
スマートフォンは、パソコンと同じで、まだまだ初心者には判らない事が多いかもしれません。携帯のままで行くのか、スマートフォンへ乗り換えるのか?悩んでいる方も多いかもしれません。新しいものは、常に勉強が付きものです。ぜひチャレンジしてみて下さい。
2012.2.27追記
最近、大変参考になる機種比較記事が出ていたので、リンクを付けておきます。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1202/17/news097.html
